ドンキホーテの社長大原孝治の決断力
ドンキホーテの社長、大原孝治は決断力の早さで注目されています。
特にそれが見られたのが新店舗を積極的に展開している点です。今現在でドンキホーテの店舗数は400店舗をこえていて、目下500店舗を目指している状況ですが、その背景にはどこに店舗を開店させていくかという店舗計画も重要になってきています。その判断を下しているのが大原孝治なのです。アグレッシブな出店を行うなかでは失敗してしまう事も有りました。それは学生と古書の街でもあるオフィス街の神田神保町店の開店です。こちらは、サラリーマンが会社帰りに立ち寄るという事も考慮されてオープンされましたが、実際は皆仕事が終わると買い物よりも飲み屋に向かってしまい、土日や休みの日になると閑散としてしまうといったことで、開店して2週間で閉店を決意したと言われています。開店して2週間で閉店というのは驚くべき事です。それから手続きを経て8か月で店舗は閉店されましたが、その際のダメージはほとんどなかったと言われているのもなお驚きを呼んだ点です。やはり、社長大原孝治の決断力は素晴らしいとしか言いようがありませんし、ビジネスにおいては即断即決で行っていくということも大事なのです。ドンキホーテにおいては今は仕入れから値付けなどまで、すべて各店舗に権利委譲がされています。そのため、それまでは本部社員を各店舗に配属していたのですが、それが無くなり社員たちのモチベーションも上がったというメリットも出てきました。プライベートブランドにも力を入れていて、どんどんお値段にも反映されている事でも注目したいところです。